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平成一〇年(ワ)第一八四一一号著作権存在確認等請求事件
(口頭弁論終結日平成一一年一一月九日)
判決
原告A
右訴訟代理人弁護士加藤博史
被告B
被告C
被告D
被告E
被告F
主文
一「原告の請求」第一項ないし第三項に係る訴えをいずれも却下する。
二「原告の請求」第四項ないし第六項をいずれも棄却する。
三訴訟費用は原告の負担とする。
事実及び理由
第一原告の請求
一原告が別紙著作物目録通番1ないし383記載の各著作物(以下「本件各著作
物」という。)についての著作権を有することを確認する。
二本件各著作物について、原告と訴外G(以下「訴外人」という。)との間の昭
和四九年二月一〇日付け利用許諾契約に基づく著作物利用権を、被告らが有しない
ことを確認する。
三本件各著作物について、原告と訴外人との間の昭和四九年二月一〇日付け著作
物利使用についての代理・媒介に関する契約に基づく著作物利用使用許諾に関する
代理・媒介権を、被告らが有しないことを確認する。
四被告らは、本件各著作物に関して、平成一〇年七月二七日までにその著作権を
使用し製作された製品、複製物及び版画等の二次的著作物(ただし、別紙改題作品
目録記載の改題名を付した製品、複製物及び二次的著作物を除く。)の頒布、販売
を除き、新たに本件各著作物を印刷、製本、頒布、販売したり、その著作権を利
用、使用した製品及び複製物を製作、頒布、販売したり、新たにその写真、版画等
の二次的著作物を製作、頒布、販売したりするなどして、これらについての原告の
著作権を侵害する一切の行為及び本件各著作物の著作物の利用・使用許諾に関する
代理・媒介行為をしてはならない。
五被告らは、別紙改題作品目録記載の著作物について、同目録記載の改題名を付
した製品、複製物及び写真、版画等の二次的著作物の頒布、販売をしてはならな
い。
六被告らは、原告に対し、別紙ポジフィルム目録記載のポジフィルムを引き渡
せ。右引渡しの強制執行が不能のときは、同ポジフィルム一枚につき金五万円を支
払え。
第二事案の概要
本件は、原告が被告らに対し、概要以下のとおり主張して、「原告の請求」記載
の請求をした事案である。
①原告は、本件各著作物の著作権者であり、原告が著作権を有することの確認を
求めた(請求第一項)。
②原告は、昭和四九年二月一〇日、訴外人との間で、本件各著作物についての利
用許諾契約及び著作物利使用についての代理・媒介に関する契約を締結したが、そ
の後訴外人が死亡し、各契約は既に終了しているとして、同訴外人の法定相続人で
ある被告らに対し、利用権等の不存在確認(請求第二、第三項)及び被告らによる
複製物の販売等の差止め等を求めた(請求第四項)。
③原告は、本件各著作物の著作者であるが、被告らが改題名を付して複製物を頒
布等しているとして、右行為の差止めを求めた(請求第五項)。
④原告は、訴外人に対し原告所有のポジフィルムを交付したが、返還されていな
いので、同訴外人である被告らに対し、右ポジフィルムの返還を求めた(請求第六
項)。
第三当裁判所の判断
一「原告の請求」第一項ないし第三項について
本件全証拠によるも、被告らにおいて、原告が確認の対象としている諸権利の帰
属を争っていると解することはできない(被告らは、単に、本件各著作物に関する
権利を相続していないことを答弁書において述べるのみである。)。
したがって、「原告の請求」第一項ないし第三項に係る訴えは、いずれも確認の
利益がなく、不適法として却下すべきことになる。
二「原告の請求」第四項ないし第六項について
本件全証拠によるも、「原告の請求」第四、五項において差止めを求めている行
為について、現に被告らが行っていること又は行うおそれがあることを認めること
はできず、また、「原告の請求」第六項において返還を求めているポジフィルムに
ついて、被告らが占有していることを認めることはできない。
したがって、「原告の請求」第四項ないし第六項は理由がない。
東京地方裁判所民事第二九部
裁判長裁判官飯村敏明
裁判官沖中康人
裁判官石村智

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